罪と罰(下)

ドストエフスキー罪と罰を読み終えた。いろんな要素が詰まっている物語であったが、「宗教」のからみ、「ロシア文学」のからみ(ロシアといわず、文学全般だが)についてはほぼわからずじまいである。宗教はまだしも、ロシアの時代背景及び主流思想、ロシア文学ぐらいはちょっと予習してから読むべきかも、と思った。ひとまず、その辺がわからなくとも推理小説として読んでもなかなか楽しめる本ではある。ただいつも感じるのは会話のニュアンスが、やはり邦訳されていると伝わりにくい。言語がわかればよいのだが、英語もロクにわからないので、まあロシア語など雲の上の存在か。英語ぐらいはペーパーバックで読めるようになりたいものだ。